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埼玉県生活指導研究協議会HP

全生研・埼玉支部のHPです

MLへの投稿です

さいたま渡辺@あすなろサークルです。

 

連日、安保法制(戦争法案)への抗議アクションが続いています。その中で特筆すべきなのが各地で若い世代が具体的なアクションを起こしていることです。戦後民主主義教育は課題も多く、ある意味では負け続けてきたという人もいます。しかし、しっかりと種は蒔かれているように思います。彼らの活動を見ていると、手法としてはまさに現代版「集団づくり」でもあり思想としては「自治の世界」でもあるのです。

 

6/14 も渋谷で「若者憲法集会」とSEALDsが中心になって大規模な抗議デモが行われました。その前の国会抗議行動は2万5千人、そして渋谷のデモは3500人以上の参加。渋谷駅から宮下公園まで隊列が切れることはありませんでした。(全教などの若手教員もたくさんいました)

 

ここから最近の彼らの活動の紹介です。一度、どこかの現場に足を運ばれたら良いかと思います。

 

 

以下の動画は旧SASPL(特定秘密法に反対する学生有志の会)→現SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s自由で民主的な日本を守るための、学生による緊急アクション)によるPVです。

https://www.youtube.com/watch?v=udYv_trbbow

https://www.youtube.com/watch?v=0r8vxdiaOqM

短いのですぐに見ることが出来ます。

来週は京都で以下があります。

【6.21 戦争立法に反対する学生デモ】

【日時】2015年6月21日(日)

【集合】14:00 円山公園(京都)

 

現在は木曜日には「大人?」中心、金曜は学生中心で官邸前抗議などが行われています。その中で語る彼らのSpeechは驚くほど素晴らしいものです。先週の金曜日に行われたこの紅子さんのものはとくに・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=clhjxMZgDV0

これはリーダーの奥田くんたちのコールに続いて21分頃から見ることが出来ます。

2015.06.12「戦争立法に反対する国会前抗議行動 (SEALDs)」

 

少し長いですが彼女のSpeech全文を貼り付けておきますので、時間がある方はご覧ください。

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去年の6/30、私は生まれて初めてデモというものに参加しに、ここ国会議事堂前に足を運びました。

 それまで私は社会で起きていることなんて大して気にもとめてなかったし、大人たちがニュースを見て不満をこぼしているのを横目に、なんとなくモヤっとしながらも、話にはついていけそうにないし「政治の話はタブー」という、今思えば安っぽくて中身のない、ばかげた常識を守り、その結果、今、仕事後に疲れた身体でわざわざここに来て拡声器まで握って喋る自分の動機となった「同世代の無関心」の生産を静かに支えていました。

 

 そんな私が目を覚ましたのは、去年の今頃突然耳に入ってきた「集団的自衛権」という名前でした。なんだか物騒な響きに嫌な予感がして、まじまじと新聞やニュースを見てその中身を知りました。

 

 自分の国がどこからも攻撃されていなくても、要請があれば他国の戦争に参加しに行く。

 集団的自衛権の内容はそういったものでした。

 

 身の回りに置き換えて考えてください。

 それまで誰にも危害を加えなかった人間が、身の安全を強化しようと、わざわざナイフを持ち敵と殺し合いをしている人間の後ろについてサポートし、強くなった気になる。

 そんな情けないことってありますか。

 その人はそれで強くなり安全を確保したことになるんでしょうか。

 

 結果的にナイフを持った人間の仲間と見なされ、警戒・敵視されるのがオチだなんて、小中学生でも分かることが、今、国家レベルになっているのだとしか思えません。

 

 後ろにくっつくだけではありません。

 実際の戦場には、前も後ろもなく、どこであっても危険であり予測が不可能だからこそ人がたくさん死んでいるのではないでしょうか。"後方支援"なんて言葉はあまりに非現実的で、無責任です。

 それを安倍さんはいつまでもいつまでも認めようとしません。

 

 戦地に赴けば命の危険にさらされるのは当然です。しかし安倍さんは「安全を確保する」、「危険となれば撤退させる」と、現実味も信憑性も皆無の話を壊れたレコードみたいに繰り返すだけです。

 総理、確かにあなたの安全は確保されているでしょう。なぜならあなたは戦地へ行かないから。

 戦場に安全なんて存在しません。するなら何処にあるのか示して、安倍さん、まずあなたが行って証明してください。

 

 危険となるのは何も自衛隊の人たちだけではありません。

 

 今年の1月末〜2月にかけて、後藤健二さんと湯川陽菜さんがシリアで殺害された事件は記憶に新しいと思います。ご存知の通り、後藤さんも湯川さんも自衛隊員ではありません。安倍さんが、「人道支援、難民支援」と言って、ISILと戦う周辺各国に2億ドルを寄付したことで、日本人が恨みの対象入りし、結果的に二人の犠牲者を生んでしまいました。

 「危険な場所へ出向く方が悪い」だとか、「自己責任」だとか、そういう命の重みを切り捨てる言葉たちを私はネット上でうんざりするほど目にしました。これについて思ったことは、今は割愛します。しかし、

 「テロ組織が悪いのであって、安倍さんは悪くない」

 私はこれだけは違うと思います。

 テロ組織が悪いのなんて当たり前です。

 そのテロ組織を前にしてどういう行動に出たのか、その結果どうなったのかを十分過ぎるほどに考えるべきだと思います。

 

 よその戦争に加担するとはこういう事です。

 人道支援、後方支援なんて言い分はこちらに都合のいい建前に過ぎず、敵と見なされれば狙われます。

 安倍さん、そして、戦争法案に賛成している全てのみなさん、今後、あとどれだけ必要のない恨みを買いに行き、同じような犠牲をだしますか。関係ないって言ってるみなさん、テロや戦争で命を落としているのは、いつだってあなたたちのように「関係ない」人たちです。

 

 私は、どこかと連帯して武力を強化し威嚇で作り上げた脆い平和なんかより、武力や威嚇を必要としない確かな外交を望みます。

 それを「お花畑」と笑っているうちは絶対に実現しません。笑う前にどうか本気で試みてください。だって今やろうとしている防衛の仕方では、誰かが死ぬから。その誰かは遠くの国の知らない誰かかも知れないし、あなたやあなたの家族かも知れない。もしかしたらその全部になるかもしれない。

 

 命の危険性に対し、「可能性が低い」「大げさだよ」なんて言い訳は通用しません。その可能性を否定できない事自体が問題です。

 

 現行憲法のもと、70年間戦争による死者が出なかったのは偶然でも奇跡でもありません。

"強くなること"に躍起になって、静かに確かに続いた平和を壊さないでください。

 

 私は、自分がデモに参加する日が来るなんて、ましてやこんなスピーチをするなんて、1年前は思ってもいなかったし、

 変わったね…って煙たがられたり、友達減ったり、やなこといっぱいあったけど、おかしな事におかしいって言う性格は昔から変わってないし、それは政治であってもスタンダードであるべきで、

 私、今日ここに来る前に、夏に着る水着買ってきて、マツエクいつつけようかなーとか悩んでました。なんか、そんな、水着とかマツエクいつ付けるかとかで悩んでる人間が、政治について口を開くことはスタンダードであるべきだと思うし、スタンダードにしたいから、スタンダードになるまで繰り返し声を上げ続けなくてはいけないんだと思ってここに立っています。

 

2015年6月12日、私は戦争法案に反対します。